お手入れの仕方
メンテナンスフリーを謳っている革財布も多くありますが、基本的に革財布はある程度お手入れをしなければ長持ちはしません。
水濡れのシミを放っておいたり、汚れや乾燥によるひび割れなど、様々な問題があります。
経年劣化が深い味わいを出すことができればよいのですが、シミや汚れなどが目立っているようではただの汚い財布になり下がってしまいます。
お手入れはそこまで大変なものではないので、長く付き合っていくためにもしっかりとやっていきましょう。
毎日できること
毎日お手入れするのは面倒くさいと思うかもしれませんが、財布はほぼ毎日使う物なので、時間に余裕がある人は是非やったほうが良いです。
やることは簡単で、毎日、使い終わった後に柔らかい布で乾拭きをしましょう。
特別な技術は要らず、軽く表面を拭くだけで問題ありません。
尚、力を強く入れすぎるとかえって傷をつけてしまうこともあるので注意しましょう。
水濡れした場合
革財布全般で特に注意しなければいけないのが、水濡れです。
特に、天然皮革は表面加工を施していない製品であるため、雨にあたったり水に濡れてしまうと表面にシミがつきやすくなってしまいます。
水で濡れてしまった場合は柔らかい布で乾拭きをしてできるだけ水分を取るようにしましょう。
その後はあまりべたべた触らないようにして、自然乾燥させましょう。
尚、水濡れした部分を強くこすったりドライヤーや直射日光に当てて乾かすのはやめましょう。
只でさえ濡れて弱くなっている革の表面をさらに傷つけてしまう可能性があります。
汚れが付いた場合
できれば専用の皮革用クリーナーを用意しておきましょう。
製品によっては強力すぎるクリーナーがNGの場合もありますので、購入する前にどの革製品に使えるか確認しておきましょう。
もしクリーナーがない場合は柔らかい布を水で濡らした後、しっかり絞ってから汚れた部分を丁寧に拭きましょう。
濡れた後はしっかりと自然乾燥をしておけば大丈夫です。